後期が始まってー11月学校だよりー
熊谷市の2学期制ではこの時期が区切りで前期が終わり、24日から後期が始まりました。始業式では、改めて担任の先生方にクラスの前に立ってもらって、「新たな気持ちでスタートしましょう」と話しました。
秋休みはわずかですが、前後期制では、気持ちを切り替える期間としてとらえています。
教職員も改めて、児童の学力向上、体力向上、そして心の育成に努力する気持ちで臨むべく決意しました。しかし、教職員や保護者のみなさんが、いくらがんばっても、子供達が目標をもてなかったら変化は望めません。後期には、前期教えてもらったことが身についているかを改めて態度で示すことを子供達にお願いしました。
わかりやすいのが今年取り組んでいる「返事」「あいさつ」「掃除」です。できているかできていないかが目に見えるからです。「やっている」と言っても、できていなければやっていることにはならないこの3つの取組を後期はさらに、力をいれていきたいと思っています。
「あいさつ」は身についていて悪いことはありません。子供達が社会で認められる第1印象が「あいさつ」です。いくらテストのできがよくても「でも、あの人はあいさつもできない」と評価指標のひとつになります。ちょっと失敗しても「あの子はあいさつができてる子だから」と救われることもあります。毎朝子供達をみていると「感情のゆらぎ」で、時にはあいさつができない子がいます。そうかと思えば、いやなことがあっても朝は奮い立って元気に「校長先生!おはようございます」という子もいます。
「あいさつ」の指導は、子供の状態を知ることもできて、毎朝、重要な時間になっています。全員が、地域の方々や旗振り当番の方々にまであいさつができる児童の育成を目指してがんばろうという気持ちです。今後ともよろしくお願いします。
妻沼小学校長 関根達郎